手押し井戸 早朝地震
おっ、地震、大きいな……。
まだふとんにいたが、飛び起きて、隣室(夫)をのぞく、大きいね、長い、棚の上のガラスケースを守ろうとしたら、治まった。
即、ラジオは地震情報、5:07、23区は震度4。津波は50㌢、2ヶ所を知らせる。瞬時なのにもはや津波は襲っている。そして50㌢は10倍にまでなる危険ありと。
大きな地震でも「津波の心配はありません」が多い。
震源地「駿河湾深さ23㌔」、静岡は震度6弱。
先日の真夏日になりそうな日、10分以内で行ける涼しそうな大塚公園へ。
南門を入るとすぐ、井戸があった。
使われている手押しポンプ井戸は、珍しい。
ちょっと、実験。あ~、乱れた太さの水流感触、懐かしい。
大昔(S16年)、祖母と同居してた家の井戸は、台所内にあった。
当時の寒~い東京の冬、だだっ広い屋根に天窓と囲いの風雨よけだったようだ。
戦後移った焼け跡敷地に、井戸跡があった。
さっそくののバラック建ては水道のみ。
戦後も一段落したS25年ごろ、井戸をふさいだまま(上を歩いたり)は良くないとなり、井戸ざらいをしてポンプをつけた。
そして、方々で井戸は簡単に目にしていた。
が、いつのころからか、手押しポンプ井戸を見なくなっている。
東京はもちろん、ぐっと田舎っぽい親戚の方まで、モーターで屋内へ蛇口、井戸端もふさいで、あっさり蛇口1つになっていた。
先年、文京広報に「災害時、水の確保で、数件の手押し井戸のあるお宅の所在地」が載った。
私たちは、大切なものと気づいたときは、失っている。
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