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8月15日に「リンゴの唄」

ラジオ深夜便をスイッチすると、「リンゴの唄」が流れている。
きょうの日にふさわしい懐かしいメロディ。
男性歌手は誰だろうか。ソフトな上品な声量にうっとり。霧島昇だった。
昔から思い出場面等で聴くが、いつも並木路子のソロばかり。
今回は1946年1月発売時のレコードで、針雑音をアンカーが言い訳ししていたが、2人の声も若く、ほんものに浸れた。

「リンゴの唄」で検索する。
サトーハチローの作詩は戦時中。
1945年10月10日公開映画『そよかぜ』の主題歌。主演並木、霧島も出演。
レコードは発売3ヶ月で売りつくし、戦後のヒット第1号。

終戦日からのあらゆるものの復興のなかで、娯楽文化の早さに、食糧不足時代での精神エネルギーのほとばしりを感じる。
  
  八一五は世界一戦争嫌いの国民性が生まれた日

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